ローランス・エキルベイ

Musical director and founder of Insula orchestra

ローランス・エキルベイは、インスラ・オーケストラ、アクサンチュスという2つの楽団を創設、その音楽監督を務め、芸術的要求の高さと柔軟で革新的なプロジェクトを融合させている。
これまで指揮した楽団は、BBCウェールズ交響楽団ヘッセン放送交響楽団、リヨン国立管弦楽団、ブカレスト交響楽団、リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニック、コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団、グルベンキアン管弦楽団、カフェ・ツィマーマン、ベルリン古楽アカデミー、コンチェルト・ケルン、カメラータ・ザルツブルク、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、スコットランド室内管弦楽団など。

また音楽劇では、ラ・フラ・デルス・バウス演出ハイドン作曲『天地創造』(プロヴァンス大劇場、ラ・セーヌ・ミュージカル、アン・デア・ウィーン劇場、ルートヴィヒスブルク音楽祭、エルプフィルハーモニー・ハンブルク)、ブリテン作曲『アルバート・へリング』(ルーアン・ノルマンディー・オペラ座、オペラ・コミック座)、マリー=アニエス・ジロ演出バレエ『見かけの裏に』、レイナルド・アーン作曲『シブレット』、さらにグノー作曲『血にまみれた尼』(オペラ・コミック座)、ウェーバー作曲『魔弾の射手』(プロヴァンス大劇場、ブリュッセルのボザール、アン・デア・ウィーン劇場、ルートヴィヒスブルク音楽祭)を指揮している。

ローランス・エキルベイは、合唱団アクサンチュスを通じて、声楽の優れたレパートリーを研究し続けている。その一方で、現代創作にも力を注ぐ。また、パリ地方音楽院高等部歌手育成科の芸術教育監督も務めている。

パリ、ウィーン、ロンドンで音楽を学び、ニコラウス・アーノンクール、エリック・エリクソン、デニス・ハム、コリン・メッターズ、ヨルマ・パヌラといった著名な指揮者たちに師事。